農業問題

26日の朝日新聞の社説の1本は「農協改革」についてだ。どうにもこうにもどうしようも無いしわからないとしか今日は言えないが、

「零細兼業農家中心の米作などでは経営の大規模化が不可欠だが、JAは消極的だった政治力の源泉であっる組合員数を維持したいという組織としての思惑が、大規模化を妨げる一因であることは否定できまい」

とある。自分は家庭ごとのような小さい農家が沢山集まっているほうが伝統的に良いかとしか思っていなかったが、この文章の部分を読んで、米作などは一気に大規模経営の少数にしてしまって、他の野菜か果樹なんかで...
家庭ごとにしても農業は農業なんだろうかというような気も少ししてしまった。

なにしろ、農協は農家に生まれた子弟教育をしようとして来たのだろうか。父親やお爺さんが代々受け継いできたのを教えてくれるパターンだろうか。やる気のある人は独力でやってしまうけれども、親やその上や上に代々教わって出来るというパターンの人もいるのではないか。

自身のことは絡まないほうが良いかも知れないが、親やその上が教育した人は身についた人もいる。しかし都会から一から始めた人の努力が賞賛されたりされやすい。

だけどそれだけでは、問題は解決しないと思う。

お見合い結婚の減少で少子化になってしまったのと似た面を感じる。
これももっと考察してわかりやすくして行きたいような気がした。

「赤字続きの経済事業信用事業の黒字で支える構造にもなっている」

とも書いてある。夜に貯金をどうしてくれとか母親に営業に来る農協を
みていて、それが農協の仕事なんだろうかと思ったりしている。

稲敷市で始めた婚活事業も全く役に立ってない。わざわざどうして料理教室に参加して結婚相手を探すしかないのかわからないし、紹介も無い。

地域のしがらみとか気を使っていては絶滅の日が一日近くなるだけの
ような気がする。

お人好しだと絶滅するだけかも知れない。『ドラゴン桜』は早めに
通読したほうが良いのだろうか。